😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位レベル)
放火犯の検挙者が増加
【治安うんちく】
今年9月に岡山市北区で、アパートの一室が全焼、住人の79歳の母親や双子の兄弟の3人が焼死する火災は、弟が玄関に火をつけた放火だったことが分かったという。その放火犯の検挙人員が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年9月現在の放火の認知件数は588件で、前年同期より18件の減少。ところが検挙件数は31件増の507件。この結果、検挙率は7.7ポイントもアップして86.2㌫だった。検挙人員は428人で51人も増えている。過去5年間で最多だった。
認知件数のランキングは大阪の77件、埼玉の46件、愛知の42件、兵庫の37件、東京の34件などと続いている。
検挙率のランキングは熊本の133.3㌫、山形の116.7㌫、滋賀の114.3㌫と続き、100㌫が宮城、神奈川、長野、岐阜、鳥取、高知、沖縄など17県。
低かったのは宮崎と長崎の各0㌫、福島、富山と佐賀の各66.7㌫、大阪の68.8㌫などだった。
東京は前年より10.8ポイントもダウンして91.2㌫なのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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