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首都東京体感治安(26、27日 単位レベル)
詐欺の増加が目立っている
【治安うんちく】
刑法犯が増加しているが、そんな中で特殊詐欺を含む詐欺の増加数が目立っている。以下は、最近の詐欺報道の一部だ。
★一緒に宿泊した女が体調不良訴え…「従業員に何してくれるんや」美人局で現金と車詐取(18日)読売
★スポーツ賭博持ちかけ4千万円超詐取疑い 福岡の男を逮捕、福井県警(17日)産経
★チャットで「水素エネルギー」投資勧誘、送金した暗号資産1200万円分をだまし取られる(15日)読売
★山陰中央テレビ元部長、「事業費名目で470万円詐取」で指名手配…都内で身柄確保(14日)読売
★道を教えてくれた女性を食事に誘い「無銭飲食」 防カメ映像で特定 容疑で26歳男★を逮捕(9日)共同
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警察庁によると、令和5年9月現在の詐欺の認知件数は3万2926件で、前年同期に加えて7009件も増えている。知能犯全体の認知件数は3万5772件で7452件の増加なので、9割近くが詐欺だった。
但し、検挙件数は1万1703件で637件の増加。この結果、詐欺の検挙率は35.5㌫で前年より7.2ポイントのダウン。知能犯の中では賄賂がトップで96.2㌫なのである。
一方、検挙人員は6844人で504人の減少で問題外。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★フィリピン拠点に特殊詐欺 リーダー格とみられる男に逮捕状(25日)NHK
★恋愛詐欺「頂き女子」を再逮捕 被害総額は2億円前後か(22日)産経
★かまいたち・山内健司さんの弟、特殊詐欺を防ぎ5回目の感謝状「自分が話題になることで…」(21日)読売
★コンビニ店員に感謝状、80代男性の特殊詐欺被害防ぐ 和歌山県警(20日)産経
★PCに突然「ウイルスに感染」表示は詐欺の知らせ、全国を席巻「サポート詐欺」(20日)読売
★片言の日本語で「PC感染、修理費は電子マネーで」と言われ…詐欺被害355万円 (18日)読売
★NHK 牛田茉友アナ 友人が国際ロマンス詐欺に遭いそうに…(16日)NHK
★「ザ・たっち」がコントで特殊詐欺防止の呼びかけ 栃木 宇都宮(16日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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