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首都東京体感治安(21、22日 単位レベル)
重要犯罪が増加
【治安うんちく】
刑法犯が増加しているが、治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪も増えており、体感的にも不安を感じる。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年9月現在の重要犯罪の認知件数は8831件で、前年同期より1807件の増加。検挙件数は6838件で、同961件の増加。検挙人員はなんと1051人も増えて6097人で、いずれも過去5年間で最も多かった。
検挙率は6.3ポイントもダウンして77.4㌫なのである。
最も増加したのは不同意わいせつで860件増の4336件。これに続くのがなんと不同意性交の625件増の1794件なのである。
さらに強盗が191件増の1036件、略取誘拐人身売買が112件増の392件、殺人が37件増の685件とかっているが、放火が唯一減少して-18件の588件だった。
認知件数のランキングは東京の1205件、大阪の1131件、埼玉の769件、神奈川の569件、愛知の534件などと続く。
一方、検挙率のランキングは新潟と長崎の各102.3㌫、山口の100㌫、岡山の96.7㌫、島根の92.3㌫、群馬の91.8㌫など。
低かったのは三重の61.4㌫、徳島の64㌫、鹿児島の65.1㌫、秋田の65.4㌫、福島の67㌫などとなっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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