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首都東京体感治安(18、19日 単位レベル)
あらゆる罪種で増加
【治安うんちく】
9月には高知市内の路上で20代の男性が、23歳の男ら5人に集団暴行を受けたり、那覇市内の公園では22歳の女性の自転車前かごから3人組の男に20万円入りのバッグが強奪されたり、8月には札幌市内の路上で24歳の男性への傷害事件で駆けつけた警察官に殴りかかったとして男が逮捕されるなど、このところ街頭での事件が目立ち、しかも刑法犯の多くの罪種で前年より増加している。
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警察庁によると、令和5年9月現在の刑法犯認知件数は51万7441件、前年同期より8万3216件の増加。
最も増加しのは窃盗犯で、6万1764件増の35万6146件。中でも乗り物盗が3万1038件増の13万1354件にもなっている。
さらに知能犯は7452件増の3万5772件。特に詐欺はなんと7009件も増えて3万2926件となっている。
粗暴犯も5055件増の4万3779件。凶悪犯は835件増えて4103件。中でも風俗犯は、新たに制定された性的姿態撮影等が961件も発生するなどもあり、1630件増の7671件だつた。
認知件数ランキングは東京の6万4661件、大阪の5万9593件、埼玉の3万6177件、愛知の3万4699件、神奈川の3万2321件などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★片言の日本語で「PC感染、修理費は電子マネーで」と言われ…詐欺被害355万円 (18日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231017-OYT1T50327/
★NHK 牛田茉友アナ 友人が国際ロマンス詐欺に遭いそうに…(16日)NHK
★「ザ・たっち」がコントで特殊詐欺防止の呼びかけ 栃木 宇都宮(16日)NHK
★特殊詐欺撲滅に5百人体制 7都府県警に専門部隊 警察庁主導、捜査中核担う(15日)産経
★“投資詐欺被害の撲滅を” 被害にあった人たちがデモ行進(15日)NHK
★「還付金ある」とうその電話 女性が140万円被害 群馬・桐生市(14日)共同
★特殊詐欺実行役の半数が闇バイト、10代は「紹介」最多…警察庁初調査(13日)読売
★ポケモンカード出品で詐欺疑い メルカリ巡り、警視庁が男逮捕(13日)共同
★演歌歌手 伍代夏子さん 特殊詐欺対策呼びかける催し 東京(11日)NHK
★SMSで「政府から7億3千万円還付される」…返信した女性、電子マネー440万円分だまし取られる(8日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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