😊警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
専門部隊設置へ
【治安うんちく】
年間被害額が300億円を超えてしまった特殊詐欺—その防御策のひとつとして大きな役目を果たしているのが、警察と金融機関等が連携して注意喚起する「声掛け」だ。その声掛けにより令和4年に1万8730件、金額にして80億円の被害を阻止できたという。問題は「アポ電」—警察官や役所の職員を名乗り、種々の口述で「情報」から「金」まで騙し取る電話だが、巧妙化する手口との闘いは続く。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和4年のアポ電数は12万0701件で、前年より2万0186件の増加。
電話数のランキングは東京の3万5192件、埼玉の1万2175件、千葉の1万1128件、大阪の1万0249件、神奈川の8526件、愛知の7220件、兵庫の3718件など。
ところが最近は、外国に拠点を置き日本国内の番号を表示して電話を掛けるばかりか、SNSなどを利用して実行者を募集して犯行に及ぶなど手口は進化している。
そこで警察庁は、これらの対策として令和6年4月を目標に警視庁など4都県警に専門部隊を設置することにした。400人体制で集中捜査するという。
さらに、同様の体制は愛知や大阪、福岡の3府県警にも設置する方針で、全体的には7都府県警に約500人体制で臨むことにしている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★NHK 牛田茉友アナ 友人が国際ロマンス詐欺に遭いそうに…(16日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231016/k10014226591000.html
★「ザ・たっち」がコントで特殊詐欺防止の呼びかけ 栃木 宇都宮(16日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231016/k10014226601000.html
★特殊詐欺撲滅に5百人体制 7都府県警に専門部隊 警察庁主導、捜査中核担う(15日)産経
★“投資詐欺被害の撲滅を” 被害にあった人たちがデモ行進(15日)NHK
★「還付金ある」とうその電話 女性が140万円被害 群馬・桐生市(14日)共同
★特殊詐欺実行役の半数が闇バイト、10代は「紹介」最多…警察庁初調査(13日)読売
★ポケモンカード出品で詐欺疑い メルカリ巡り、警視庁が男逮捕(13日)共同
★演歌歌手 伍代夏子さん 特殊詐欺対策呼びかける催し 東京(11日)NHK
★SMSで「政府から7億3千万円還付される」…返信した女性、電子マネー440万円分だまし取られる(8日)読売
★80代女性が貯金全額の振り込み依頼…通話しながら窓口訪れ「携帯の未納料金の請求来た」(7日)読売
★ロマンス詐欺被害金、引き出す 送金先企業の社長逮捕―愛知県警(5日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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