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首都東京体感治安(14、15日 単位レベル)
いじめはなんで防げない?
【治安うんちく】
北海道室蘭市の市立中学校で、2年生の女子生徒が同級生にいじめられたことから、運動部の顧問に相談した。ところが、その顧問は運動部員を集めて、知っているかどうかを訪ねて「知っている」とした生徒たちに口止めしていたことが明らかになったという。
こんな事って許されるか? 今、小中高校生のいじめ問題が深刻化しており、政府はいじめ兆候など早期発見するための緊急対策を進めているという。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和4年のいじめに起因する事件は176件。前年より37件の増加。このうち、いじめ事件は167件で、その仕返しが9件。いじめは35件増加、仕返しが2件の増加だった。
過去10年間をみると平成25年には410件もあったが、同28年には149件に減少。そして令和元年には203件になるなど増減を繰り返している。それが2、3年と減少したものの4年に増加に転じているのだ。
検挙・補導されたのは223人で25人の増。最多は中学生の86人。これに小学生の77人、高校生の60人と続く。特に高校生が増加傾向にある。
検挙を罪種別でみると最も多かったのは、総数176件のうち最多は暴行の68件、傷害の40件、脅迫の9件、器物損壊と窃盗が各6件などだった。
被害少年183人のうち、「学校の先生に相談した」が49.7㌫をしめており、やはり、「相談しているのに防げない」では大問題である。早急な対策が望まれる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★「還付金ある」とうその電話 女性が140万円被害 群馬・桐生市(14日)共同
https://www.47news.jp/9989869.html
★特殊詐欺実行役の半数が闇バイト、10代は「紹介」最多…警察庁初調査(13日)読売
★ポケモンカード出品で詐欺疑い メルカリ巡り、警視庁が男逮捕(13日)共同
★演歌歌手 伍代夏子さん 特殊詐欺対策呼びかける催し 東京(11日)NHK
★SMSで「政府から7億3千万円還付される」…返信した女性、電子マネー440万円分だまし取られる(8日)読売
★80代女性が貯金全額の振り込み依頼…通話しながら窓口訪れ「携帯の未納料金の請求来た」(7日)読売
★ロマンス詐欺被害金、引き出す 送金先企業の社長逮捕―愛知県警(5日)時事
★特殊詐欺に加わった経緯 「闇バイト」きっかけが半数近く(4日)NHK
★詐欺電話で国際番号急増、アプリ悪用か 警察庁が注意喚起(4日)日経
★国際電話番号使う詐欺電話が急増 総務相、注意を呼びかけ(3日)共同
★3邦人逃走、タイ入りか カンボジア国境で確認(30日)産経
★電話で「ATM前に着きました」と話す女性、主婦がすぐ交番に連絡…市民が特殊詐欺防ぐケース増加(30日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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