👌警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位レベル)
暴力団の検挙件数減少が続く
【治安うんちく】
暴力団に対する取り締まりが強化されてから久しいが、なんと、今頃になって用心棒代を払っていたとして検挙された。京都府警によると指定暴力団山口組弘道会傘下組織が、京都市内の歓楽街・祇園などにある飲食店7店から用心棒代として40万円を受け取っていたとして組長ら2人が逮捕されたもので、2人は令和2年から1300万円を受け取っていたという。この暴力団の検挙件数が減っている。
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警察庁によると、令和5年8月現在の暴力団の検挙件数は8781件で、うち刑法犯は5862件、特別法犯は2960件。刑法犯が前年同期より956件、特別法犯が同728件の減少。
刑法犯で最も減少したのは窃盗犯で546件減の2596件。詐欺が120件減の1029件、器物損壊が58件減の133件など。中でも粗暴犯では傷害が50件減の628件、暴行が48件減の360件、脅迫が31件減の209件と大幅に減らしているが、唯一恐喝が7件増の229件なのだ。この他にも殺人が6件増の31件、不同意性交等が5件増の23件と極道ぶりは衰えない。
一方、特別法犯は覚醒剤取締法が530件減の1665件、さらに大麻取締法が27件減の623件だが、麻薬等取締法が12件増えている。
このほか入管も3件増の14件などとなっているが、自転車競争法や競馬法、モーターボート競争法、小型自動車競争法の賭け事の検挙が何故か0件だった。余裕がないのかねぇ。
刑法犯統計では認知(発生)件数はわかるが、暴力団の場合は検挙してみないと分からないので、検挙件数がメーンとなっている。検挙件数が減少しているのは発生そのものが少ないのではないかと見てよいのだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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