😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日 単位レベル)
放火の検挙者が増えている
【治安うんちく】
今年9月、三重県津市の結城神社でお守り授与所が放火される事件があった。逮捕されたのは35歳の男だが、動機について「テレビで見た本能寺が燃えるシーンを思い出して自分もやってみたいと思った」と。犯罪を罪と思わない人間もいるんだ。そういえば「放火犯」には、愉快犯が多いらしいが、中には性的な満足度を得る者もあるという。防ぎようがないよ……
その放火だが、認知は減っているが検挙人員が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年8月現在の放火の認知件数は545件で、前年同期より6件の減少。ところが検挙件数は464件で33件の増加。この結果、検挙率は前年より6.9ポイントアップして85.1㌫。
そしてなんと検挙人員は41人増の383人。過去5年間で最多だった。
認知件数のランキングは大阪の73件、埼玉の40件、愛知の39件、兵庫の36件、東京の31件と続く。愛知が前年よりなんと20件も増えたが大阪は25件も減っている。
検挙率のランキングは奈良の133.3㌫、山形の120㌫、滋賀と沖縄の各116.7㌫などと続くが、100㌫が青森、長野、鳥取、愛媛、熊本など20県もあった。
低かったのは長崎と宮崎の各0㌫、大阪の65.8㌫、佐賀の66.7㌫、兵庫の69.4㌫など。東京は93.5㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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