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首都東京体感治安(4、5日 単位レベル)
置き引きが増えている
【治安うんちく】
「罰当たり」の男がいたもんだ。8月29日午後、東京都台東区浅草の浅草寺にあるおみくじ売り場で、韓国籍の20代の男性の巾着袋を盗んだとして、同区内の80歳の無職の男が逮捕された。巾着袋には3万6000円の現金が入っていたが、幸いにも盗んだところを警察官が発見しての逮捕で、現金は戻っている。この置き引きが増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年7月現在の置き引きの認知件数は6357件で、前年同期より1162件の増加。ところが検挙件数は1983件で54件の減少。このため検挙率は8.0ポイントもダウンして31.2㌫だった。
検挙人員は1597人で、34人増えている。うち少年は99人だが、なんと45人も増えているのだ。
この置き引きの認知件数を年間で見ると、10年前の平成25年には4万2986件もあったが、以後は年々減少して平成30年には2万6736件、そして令和3年には9614件と1万件を割り、4年には9308件と過去10年間で最も少なかった。それが増加傾向に転じたのである。
そんな最中の浅草寺の事件-警視庁によると、令和5年7月現在の都内の置き引きの認知件数は541件。最も多いのは新宿の56件。台東区はこれに次いで多く50件。さらに渋谷区と千代田区の43件と続いている。
この事件だけは、本人の注意力しかない。気をつけてください。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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