😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日 単位レベル)
重要犯罪が増えている
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増えている。しかも6罪種全てというから恐ろしい話である。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年7月現在の重要犯罪の認知件数は6258件で、前年同期より1018件の増加。これに対して検挙件数は5082件で、同595件の増加だが、検挙率は残念ながら4.4ポイントもダウンして81.2㌫だった。
最も増加したのは不同意わいせつで、413件も増えて2964件。これに続くのはなんと不同意性交等で311件増の1167件。以下、強盗が155件増の798件、略取誘拐人身売買が87件増の307件、殺人が42件増の529件、放火が10件増の493件となっている。
これに対して検挙件数は、不同意わいせつが225件増の2365件、不同意性交が169件増の898件、強盗が104件増の688件、略取誘拐が49件増の248件、放火が26件増の408件、殺人が22件増の475件だった。
認知件数のランキングは、東京の863件、大阪の824件、埼玉の506件、神奈川の410件、愛知の397件など。
埼玉が前年より161件も増えたほか、愛知が115件、大阪が96件、東京が92件など40都道府県で増加。
これに対して減少したのは岡山の-14件、京都の-13件、鳥取の-12件、島根の-8件、奈良の-6件、山口の-5件、三重の-2件と7府県だけだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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