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首都東京体感治安(21、22日 単位レベル)
盗撮が増えている
【治安うんちく】
「こんな事があっても良いのか」と思われる事件が発生してしまった。なんと、東京の大手中学校受験塾の講師(24)が、教え子の小学生女児の下着を盗撮したとして警視庁に逮捕された。女児は当日は授業は無かったが、講師は「指導」を目的に呼び出しての犯行だった。しかもスマホには複数の女児の下着姿の動画も保存されていたというからこんな者、「講師」と言えるか? この盗撮が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和4年の盗撮の検挙件数は5737件で、前年より718件も増えているのだ。検挙人員は3982人で同481人の増だが、過去5年間で最も多かった。
発生場所でみると最多は、住居や便所、浴場、更衣室など通常は衣服を着けない場所で1807件もある。なんと全体の31.5㌫を占めている。
これに続くのは、ショッピングモール等商業施設で1208件(21.1㌫)、駅構内のエスカレーターや階段の1121件(19.5㌫)、乗り物の電車内が306件(5.3㌫)などだ。
犯行に利用する機材の最多はスマートフォンの4534件。これに小型(秘匿型)カメラの821件、ビデオカメラの73件など。
犯行時間帯での最多は15時~18時で1461件。そして18時~21時の1086件と続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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