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首都東京体感治安(18、19日 単位レベル)
偽造事件の検挙が減っている
【治安うんちく】
偽造事件の認知件数も減っているのだが、検挙件言うも減少し検挙率もダウンしている。以下は、最近の報道の一部。
★「ワンピーススクラッチ」偽造、当選金500万円だまし取ろうとした39歳男を逮捕(16日)読売
★「革労協」主流派、活動家を再逮捕 私文書偽造容疑 /東京(15日)毎日
★偽高級ジャケット所持疑い 男逮捕、5千万売り上げか(22日)共同
★自動車大手の偽エアバッグ、40カ国輸出か 4人再逮捕へ(16日)日経
★町運営の国保病院院長、処方箋偽造し高血圧治療薬など1800点を不正入手か(11日)読売
★戸籍謄本などを巧妙に偽造か 射水市職員(38)を懲戒免職 富山・射水市(24日)TBS
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警察庁によると、令和5年上半期の偽造事件の認知件数は857件で前年同期より26件の減少だが、検挙件数は145件も減って649件だった。この結果、検挙率は14.2ポイントもダウンして75.7㌫だった。検挙人員は37人減の433人。うち少年は22人。
最も認知件数が多かったのは文書偽造で688件。これに通貨偽造の117件、有価証券偽造の27件、支払用カード偽造の3件と続く。
前年に比べて文書偽造が11件も増えたが、通貨偽造は34件も減っているのが減少の要因。
文書偽造は検挙でも3件増の605件で、通貨偽造は34件も減っている。
検挙人員の最多は文書偽造で404人もいた。そう言えば、今年8月に高知県内の中学校の20代の女性事務員が、令和4年度の旅行命令簿などの公文書27件を偽造して逮捕されている。校長と同じ苗字の印鑑を利用しての犯行。そのほかにも保護者からの学級費を金融機関に入金せず自宅に放置していたことが70件にものぼっており、管理の甘さが問題だろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★カンボジア拠点の特殊詐欺で2人逮捕…SNSで「高い精度で利益」、現金だまし取る(16日)読売
★カンボジア拠点の特殊詐欺容疑 男2人逮捕、佐賀県警(16日)共同
★南都銀行が65歳以上のATMの取引制限 特殊詐欺被害防止へ(15日)産経
★「会社には黙っておく」息子の上司装う詐欺電話 100万円だまし取られる 群馬・嬬恋村の80歳女性(15日)共同
★カンボジア拠点の日本人詐欺グループ拘束 近く移送へ(14日)NHK
★カンボジアを拠点に特殊詐欺か 日本人7人を現地当局が拘束(14日)NHK
★特殊詐欺は時に命をも奪う 家族で備えを(13日)産経
★43カ国の7万人に販売 「フィッシング」ツール―国際捜査で使用者逮捕・警察庁(9日)時事
★ケンコバさんら「ブロック!詐欺」広報大使委嘱 警視庁(9日)産経
★「フィッシング詐欺」被害 半年間で30億円 過去最多に 警察庁(9日)NHK
★フィッシング容疑でインドネシア人逮捕 警察庁、国際共同捜査で初(8日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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