😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位レベル)
街頭犯罪が急増
【治安うんちく】
路上強盗やひったくり、窃盗など街頭での犯罪が万件単位で激増している。この統計には入っていないが、令和3年10月には東京・調布市内を走る京王線電車内で、男が刃物で乗客を切りつけたほか放火するなどの事件があったが、街頭での犯罪に加えて、こうした公共の場での無差別事件ほど怖いものはなく、体感的にも治安情勢に大きな不安を与える。
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警察庁によると令和5年上半期の主な街頭犯罪の認知件数は9万7724件で、前年同期より2万4100件の増加。検挙件数は1万0468件で、同914件の増だが、検挙率は2.3ポイントもダウンして10.7㌫止まりなのである。
認知件数のランキングは大阪の1万5795件、東京の1万3882件、埼玉の8229件、神奈川の7206件、愛知の6538件などと続いている。中でも大阪が前年より3572件も増えたほか、東京も3002件、埼玉も2204件増えるなど、島根を除いた46都道府県で増加している。島根は19件減の119件で全国で最も少ない。
一方、検挙率のランキングは秋田と熊本の各46.4㌫、山梨の39.2㌫、愛媛の32.4㌫、大分の27.9㌫など。
低かったのは千葉の6.3㌫、埼玉の6.6㌫、広島の6.9㌫、山形の7.4㌫、石川の7.6㌫など。なお、大阪は10.6㌫、東京は9.3㌫だった。
全刑法犯と列車内での事件の発生割合をみると、京王線の様な凶悪事件は全刑法犯の0.6㌫に対して列車内は0.1㌫。窃盗犯は71.1㌫に対して67.0㌫などだが、暴行や傷害などの粗暴犯は7.6㌫に対して19.2㌫と列車内では最も占める割合は多いのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★ケンコバさんら「ブロック!詐欺」広報大使委嘱 警視庁(9日)産経
https://www.sankei.com/article/20230809-4H6WS3WRBVLUBEC3TZT66H42WY/
★「フィッシング詐欺」被害 半年間で30億円 過去最多に 警察庁(9日)NHK
★フィッシング容疑でインドネシア人逮捕 警察庁、国際共同捜査で初(8日)産経
★都内 特殊詐欺被害額 ことし上半期 前年同期比10億円余増加(7日)NHK
★納車されぬ中古バイク、警察に相談相次ぐ 被害総額億単位も(6日)産経
★中国人留学生「身代金誘拐」相次ぐ 詐欺グループ、偽電話で自演強要か―絵の具使い暴行写真も・警視庁(4日)時事
★「このままでは犯罪者だ」国内で中国版の特殊詐欺、女子留学生6人に…1850万円被害(3日)読売
★医師装い「息子さんが血を吐いた」とうその電話 125万円だまし取られる 群馬・明和町の84歳女性(2日)共同
★上半期の特殊詐欺被害は約9400件 “サポート詐欺”急増 警察庁(2日)NHK
★80代女性100万円詐欺被害「受け子」か女子高生逮捕 埼玉(30日)NHK
★「献上品」名目で桃詐取未遂容疑 宮内庁関係者かたる男逮捕―福島県警(28日)時事
★屋根修理業者装い認知症女性に詐欺 容疑の男2人逮捕(27日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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