😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日 単位レベル)
薬物情勢に変化
【治安うんちく】
「スポーツには気品がある」とは、夏目漱石の言葉だが、この言葉を吹き飛ばすようなできごとが起きている。
なんと、東京の日大アメフト部員に大麻取締法違反容疑がかかり警視庁は部の寮を家宅捜索した。ところが覚醒剤までも発見された。さらに、岐阜県の朝日大学ではラグビー部員が大麻取締法違反で逮捕されている。実は、この大麻取締法違反での逮捕が増加傾向にある。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年上半期の特別法犯の検挙人員は2万7231人で、前年同期より671人も増えている。
最も増加したのは迷惑防止条例で547人増の3916人。これに続くのが大麻取締法で451人も増えて3452人。ところが薬物事犯では〝主流〟とも言われた覚醒剤取締法は520人減の2990人と逆転している。
令和3年の数字になるが、薬物常用者が犯罪を犯してしまう数字でも同様の逆転減少が現れている。
同年の刑法犯総検挙人員は17万5041人で、うち505人が薬物常用者で、殺人や強盗、窃盗犯などで逮捕されている。
うち覚醒剤常用者が389人で、大麻常用者は76人と大差があるが、10年前の平成24年には覚醒剤常用者は694人だったが、令和3年には389人にまで減少。一方、大麻常用者は18人だったが、3年には76人と4倍も増えているのだ。
大麻と言えば「野草」のイメージが強く、アメリカやポルトガル、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリスなどは合法としており、ネットでも手に入りすいのが要因なのだろうか‥‥‥
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★中国人留学生「身代金誘拐」相次ぐ 詐欺グループ、偽電話で自演強要か―絵の具使い暴行写真も・警視庁(4日)時事
★「このままでは犯罪者だ」国内で中国版の特殊詐欺、女子留学生6人に…1850万円被害(3日)読売
★医師装い「息子さんが血を吐いた」とうその電話 125万円だまし取られる 群馬・明和町の84歳女性(2日)共同
★上半期の特殊詐欺被害は約9400件 “サポート詐欺”急増 警察庁(2日)NHK
★80代女性100万円詐欺被害「受け子」か女子高生逮捕 埼玉(30日)NHK
★「献上品」名目で桃詐取未遂容疑 宮内庁関係者かたる男逮捕―福島県警(28日)時事
★屋根修理業者装い認知症女性に詐欺 容疑の男2人逮捕(27日)産経
★オリジナルCMで特殊詐欺防げ 桐生信用金庫(群馬)が制作 職員が出演して被害を再現(27日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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