😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位レベル)
特殊詐欺が増加 何故?防げない
【治安うんちく】
特殊詐欺の認知件数が増加しているが、その裏にある「アポ電」と呼ばれる予兆電話があり、合わせるように増加している。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年上半期の特殊詐欺の認知件数は9464件で、前年同期より1944件の増加。被害額は193億0227万7482円で、同40億7383万4694円の増加なのだ。
認知件数の最多は架空請求詐欺の2594件。これに還付金詐欺の2093件、オレオレ詐欺の2078件などと続くが、キャッシュカード詐欺盗も1194件あった。これに対して検挙件数は3322件と約3分の1なのである。検挙人員は1086人で38人増加した程度なのだ。
一方、アポ電は6万6350件もあり、なんと前年より1万3092件も増えているのだ。
かつて、振り込め詐欺の全盛期といってもいい平成16年だったか、警視庁は犯行に利用している銀行口座の出入金を停止する「口座の凍結」を実施した。当時は面倒な手続きが必要だったが、ある手段(合法)での凍結には数分もかからなかった。ひとつの口座に午前中だけでも数千万円という金額が振り込まれており、被害者は数百人にもなり、1人でも救うための手段だった。
まあ、それが原因で「受け子」や「出し子」形態に変わっているのが現状。
だとすれば、犯罪に使われているツールである電話の使用停止しかない。被害から一人でも救おうという意識があるのか?当局に聞きたいものである。
最近は詐欺電話を即座に識別できるアプリがあるそうだが、それとて台湾の企業が開発したもの。「自分で自分を守れ」ではなく、守ってあげるのが政府―しいて言えば警察なのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★医師装い「息子さんが血を吐いた」とうその電話 125万円だまし取られる 群馬・明和町の84歳女性(2日)共同
https://www.47news.jp/9671030.html
★上半期の特殊詐欺被害は約9400件 “サポート詐欺”急増 警察庁(2日)NHK
★80代女性100万円詐欺被害「受け子」か女子高生逮捕 埼玉(30日)NHK
★「献上品」名目で桃詐取未遂容疑 宮内庁関係者かたる男逮捕―福島県警(28日)時事
★屋根修理業者装い認知症女性に詐欺 容疑の男2人逮捕(27日)産経
★オリジナルCMで特殊詐欺防げ 桐生信用金庫(群馬)が制作 職員が出演して被害を再現(27日)共同
★ファン心理につけ込む“チケット詐欺” SNS悪用の手口とは(26日)NHK
★カードだまし取り39万円盗んだ疑い 青森の24歳男を群馬県警高崎署が再逮捕(26日)共同
★警察到着まで“時間稼ぎ”を指示 郵便局員2人が「還付金」相談女性の詐欺被害防ぐ(25日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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