😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
器物損壊が増えている
【治安うんちく】
刑法犯として凶悪犯や窃盗犯、知能犯、粗暴犯などを紹介してきたが、統計上では、実は「その他刑法犯」の認知件数が多い。どんな罪種があるのか……
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年5月現在のその他刑法犯の認知件数は3万7938件で、前年同期より4706件の増加。検挙件数は1万1904件で同998件の増加だ。ところが検挙率になると、前年より1.4ポイントダウンの31.4㌫。
検挙人員は9135人で、662人の増。うち少年は1302人で、308人も増えている。
認知件数での最多は器物損壊等で2万3537件。これに占有離脱物横領の5135件、住居侵入の4441件、公務執行妨害の847件などと続く。
前年より増加した最多は器物損壊等で2469件も増えている。これに住居侵入の+851件、占有離脱物横領の+410件など、全ての罪種で増えている。
検挙件数の最多は占有離脱物横領で、118件増の3355件。
検挙率が最も高かったのは公務執行妨害で90.9㌫。最も低かったのは器物損壊の9.4㌫だった。
検挙人員の最多は占有離脱物横領の3183人で、しかも前年より108人も増えている。これに器物損壊等の1856人と続き、前年より49人増えている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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