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首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
これで良いのか!
【治安うんちく】
事もあろうに現職の警察官で白バイ隊員が、駐車中の自動車の中から現金17万円の入ったバッグを盗んだとして23日、静岡県警に逮捕された。「取り締まるのが仕事なのに犯罪を犯してしまう」―警察官になった動機を知りたいものです。これだけではない。
★窃盗容疑で白バイ隊員逮捕 車内から現金入りバッグ盗む―静岡県警(23日)時事
★警察官 通報受け送り届けた女性にわいせつ行為か 書類送検(21日)NHK
★警察官の飲酒運転、2.4倍に 上半期、懲戒処分117人(20日)共同
…… …… …… ……
警察庁によると令和5年上半期(6月)に、懲戒処分を受けた全国の警察職員は117人。本官ばかりではないだろうが、絶対にあってはならない職業である。
処分内容での最多は減給処分で58人。これに停職の25人、免職の18人、戒告の16人など。
処分事由での最多は異性関係の46人、盗難、詐欺、横領の25人、交通事故、違反の21人などだ。
ランキングは警視庁と千葉県警の各12人。これに大阪の8人、愛知の6人、埼玉の5人など。これって不思議なのは、刑法犯認知件数の多い順番と酷似ているのですよ。ストレスが溜まっているんじゃないの。
「不祥事」と言えば、警察官だけではない。自衛隊の隊員が女子トイレで盗撮したとして逮捕されたり、小学校の教員が男子中学生に対して強制わいせつ行為をしたとして逮捕されるなど、国民の模範となるべき職業従事者がこれでは国の行く末が案じられる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★屋根修理業者装い認知症女性に詐欺 容疑の男2人逮捕(27日)産経
★オリジナルCMで特殊詐欺防げ 桐生信用金庫(群馬)が制作 職員が出演して被害を再現(27日)共同
★ファン心理につけ込む“チケット詐欺” SNS悪用の手口とは(26日)NHK
★カードだまし取り39万円盗んだ疑い 青森の24歳男を群馬県警高崎署が再逮捕(26日)共同
★警察到着まで“時間稼ぎ”を指示 郵便局員2人が「還付金」相談女性の詐欺被害防ぐ(25日)共同
★闇名簿でターゲット絞る? 上半期の特殊詐欺、架空料金請求が被害額の4割超 群馬県警まとめ(24日)共同
★ロマンス甘くない 富山県内詐欺相談増、お金の話に要注意(22日)共同
★甲子園準Vに導いた元エース、知人女性から14万円詐取容疑で逮捕(20日)読売
★狙われるスーパーATM 防いだ店に感謝状(19日)産経
★詐欺疑い、プロボクサーを逮捕 80代女性が被害、警視庁(19日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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