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首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
もう「家族なんて言うもんじぁない」
【治安うんちく】
これを見てください。7月後半の家族関係の殺人事件です。
★「自分の子供を殺した」と母親から通報、8歳男児と5歳女児の死亡確認…近くに包丁(24日)読売
★雑木林にあおむけの遺体…76歳、同居の49歳息子を「殺したことは間違いない」(23日)読売
★草むらで40代男性死亡・首にロープ痕、父親とみられる男を緊急逮捕…「自分が殺した」(23日)読売
★神戸6歳男児殺害疑い、家族4人を再逮捕 兵庫県警(23日)日経
★母の首絞め殺害疑い再逮捕 千葉の切断遺体事件、45歳女(19日)共同
★父親刺殺容疑で29歳長男逮捕 母親も殴られ気絶―福岡県警(16日)時事
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警察庁によると、令和5年上半期(6月)の殺人の認知件数は434件で、前年同期より16件の増加。6月現在として令和元年の488件から3年連続で減少し続けていたが、今年に入り増加に転じた。
検挙件数は399件で、同15件の増加。この結果、検挙率は前年と同数の91.9㌫だった。なお検挙人員は2人増の353人。
認知件数のランキングは、大阪の80件、東京の39件、愛知の33件、埼玉と神奈川の各31件などと続く。発生が無かったのは山形と島根だった。
検挙率のランキングは、群馬の200㌫、広島の160㌫、茨城の120㌫、栃木の116.7㌫、東京の112.8㌫など。
低かったのは発生が無かった鳥取の0㌫に続き、岐阜の50㌫、富山と徳島の各66.7㌫、兵庫の69.6㌫と続き、大阪は前年より16.6ポイントアップの77.5㌫だった。
問題の被害者と被疑者の関係を見ると令和3年の数字になるが、殺人の認知件数808件のうち、配偶者が被疑者となった事件は122件。実父母は112件、実子は68件、兄弟姉妹が42人などだが、面識無しが121件、職場関係が45件、知人・友人は112件などと、42㌫が家族関係なのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★警察到着まで“時間稼ぎ”を指示 郵便局員2人が「還付金」相談女性の詐欺被害防ぐ(25日)共同
https://www.47news.jp/9631804.html
★闇名簿でターゲット絞る? 上半期の特殊詐欺、架空料金請求が被害額の4割超 群馬県警まとめ(24日)共同
★ロマンス甘くない 富山県内詐欺相談増、お金の話に要注意(22日)共同
★甲子園準Vに導いた元エース、知人女性から14万円詐取容疑で逮捕(20日)読売
★狙われるスーパーATM 防いだ店に感謝状(19日)産経
★詐欺疑い、プロボクサーを逮捕 80代女性が被害、警視庁(19日)共同
★自動音声でつながった先は「東京警察署」、「検事」名乗る男に通帳など奪われ3400万円被害(18日)読売
★「高速道路の車中から詐欺の電話」“移動型”犯行グループ摘発(16日)NHK
★特殊詐欺捜査に中枢部隊 24年春、都道府県の枠超え発足(15日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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