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首都東京体感治安(20、21日 単位レベル)
検挙率が低下
【治安うんちく】
全国的に刑法犯認知件数が増加する一方で、治安維持のバロメーターともなる検挙率がダウンしており、数字治安の低下が懸念される。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年上半期(6月)現在の刑法犯検挙率は前年同期より5.9ポイントもダウンして37.6㌫になっている。
昭和の時代の最低は55.5㌫もあったが、平成に入るとダウン傾向に入り、13年にはついに、最悪の19.8㌫と、100件発生しても解決は20件にも満たない事態になってしまった。
そして日本警察は治安再生を実施。徐々にだが回復して令和3年には46.6㌫になった。ところが翌年の4年には41.0㌫にダウン。そして今年はまだ上半期だが30㌫台に落ちたのである。
罪種類てきにみると、文書偽造が84.7ポイントもダウンして17.9㌫に。凶器準備集合も45.7ポイント、横領も18.9ポイントダウンした。
ランキングは、山形の68.1㌫、秋田の65.4㌫、岡山と島根の各62.9㌫、富山と石川の各59.2㌫と続く。
低かったのは大阪の25.5㌫、栃木の27.1㌫、千葉の29.0㌫、茨城の29.5㌫、埼玉の30.1㌫など。
東京は認知件数が、前年より4870件も増加した一方で、検挙率は4.6ポイントもダウンして34.6㌫と全国平均を下回るなど数字治安の悪化は否めないが、幸いにも都民を震撼させるような重大事件も無いので体感的には現状維持にしておく。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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https://www.sankei.com/article/20230719-2L52CGO6LRP4HHDH37BWMBWN5A/
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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