😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日 単位レベル)
72歳で闇バイト利用で受け子
【治安うんちく】
広域強盗や特殊詐欺で闇バイトが問題になっているが、なんと、静岡市内の72歳になる無職の男が、闇バイトに応募。特殊詐欺の「受け子」を働いたとして警視庁に逮捕された。闇バイトの利用は窃盗事件でも見られているようだが、闇バイトサイト検挙の話の報道には接していない。抑止効果に期待したいのだが―
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警察庁によると、令和5年5月現在の特殊詐欺の検挙者数は3778人。前年同期より174人の減少。男が3026人で130人の減少。女は44人減の752人となっている。
検挙者を年齢層別でみると、最多は20~29歳で1261人も検挙されている。30~39歳の645人、40~49歳の585人、50~59歳の481人、70~79歳の160人など。問題は未成年者で14~19歳が304人も検挙されている。さらに80歳以上は35人だった。
前年に比べると20~29歳が253人と大幅に減っているほか、30~39歳も49人の減少。ところが40~49歳が49人の増加。さらに60~64歳が39人、65~69歳が31人のそれぞれ増加だった。
闇バイトの応募での犯行者がどれぐらいいるかの数字は無いが、警視庁に逮捕された静岡の男のように、「借金があった」と供述しており、「小遣い稼ぎ」に利用されるようではたまったもんじゃない。
そんな中で期待されるのは来年春に発足する首都圏で集中捜査する専門部隊だ。47都道府県警から集められた捜査員が、首都圏の4都県警に分散配属して摘発の強化に乗り出すものだという。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★自動音声でつながった先は「東京警察署」、「検事」名乗る男に通帳など奪われ3400万円被害(18日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230718-OYT1T50118/
★「高速道路の車中から詐欺の電話」“移動型”犯行グループ摘発(16日)NHK
★特殊詐欺捜査に中枢部隊 24年春、都道府県の枠超え発足(15日)共同
★住吉会の事務所を家宅捜索 特殊詐欺事件で警視庁(14日)共同
★警察署の番号から詐欺電話 新手口か、組幹部を逮捕(12日)共同
★だまされ2千万円発送、ヤマト運輸がギリギリで配送止める…現金戻った家族泣いて喜ぶ(12日)読売
★“闇バイト”で郵便局員装う 72歳の容疑者を逮捕「受け子」か(12日)NHK
★詐欺見抜いた高校生に感謝状 警察OBの講話記憶(11日)産経
★詐欺未遂容疑で72歳女を逮捕 SNSで応募、「受け子」か―警視庁(11日)時事
★市職員が動物サイト閲覧中に「警告画面」、電話すると…片言の日本語で男が金銭要求(7日)読売
★フィッシング詐欺 先月の報告は14万9714件 過去最高に(5日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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