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首都東京体感治安(1、2日 単位レベル)
空き巣が増えている
【治安うんちく】
事もあろうに東京都内に住む寺の住職(47)が、やはり都内の探偵事務所に勤めるアルバイト(33)に、「報酬を渡す」と泥棒を依頼。住職が好意を寄せていた女性宅に空き巣に入り、現金312万円など1555万円相当を盗ませたとして警視庁に逮捕された。今年に入り空き巣が増えている。
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警察庁によると、令和5年5月現在の侵入盗の認知件数は1万8019件で、前年同期より3815件の増加。ところが、検挙件数は8280件で688件の減少。この結果、検挙率は17.1ポイントもダウンして46.0㌫と5割を割ってしまった。
検挙人員は1983人で104人の増。うち少年は14人増の107人だった。
認知件数が最も多かったのは空き巣で4946件。これに出店荒しの2384件、忍び込みの1889件、倉庫荒しの1435件などと続く。中でも空き巣は前年より797件も増えている。その他にも出店荒しが+725件、倉庫荒らしが+190件など。
侵入盗の認知件数ランキングは埼玉の1575件、愛知の1361件、千葉の1293件、神奈川の1220件、茨城の1101件と続き、東京は975件と6位だった。
検挙率のランキングは山形の113.3㌫、石川の99.0㌫、秋田の92.9㌫、岩手の91.5㌫、東京の85.0㌫だった。
低かったのは島根の17.8㌫、栃木の22.4㌫、長崎の23.6㌫、徳島の27.7㌫、愛知の30.5㌫などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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