😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
やはり闇サイトが要因か
【治安うんちく】
広域強盗事件や特殊詐欺の実行者募集に利用されている闇バイト―「日給3万円」とか「ただ物を受け取るだけ」の誘いの裏には、「犯罪の実行者募集」という事実が隠れている。最近は特に大学生を中心に少年が被害に遭うのが多くなっているという。これらが要因なのか少年の刑法犯検挙者数が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年5月現在の刑法犯少年の検挙人員は6959人で、前年同期より1696人の増加だ。5月現在としては令和元年には7668人もいたが、その後は減少して同4年には5263人と令和の最低を記録した。そして今年が増加に転じたのである。
前年より最も増加したのは窃盗犯で1088人増の3680人。これに粗暴犯の1303人で268人増。凶悪犯の207人で同25人増。風俗犯の191人で18人増などだが、知能犯が11人も減って276人になっている。
窃盗犯が増加したのは、非侵入盗が661人も増えて2428人になったほか、乗り物盗も侵入盗も増加している。
粗暴犯は傷害がなんと203人も増えて759人になったことだ。
また、凶悪犯は強盗が40人も増加して113人になったことが大きい。
風俗犯はわいせつが17人増の113人。闇バイトの影響が受けやすい知能犯だが、その中の詐欺が2492人で前年と同数だった。
この「闇バイト」だが、応募して犯罪を犯した少年を「被害者」と呼称されているが、「加害者」のはずだ。ただ、「応募したのは真っ当な仕事」と誤解したとすれば、「闇バイト」が犯罪ツールであり、その取り締まりが先決だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★身近に潜む”闇バイト“が大手求人サイトでも 群馬県警が啓発パトロール(23日)共同
★80代独居女性からキャッシュカード詐取 容疑で大学生逮捕(21日)産経
★特殊詐欺「出し子」か 20代容疑者逮捕 190枚余のカード押収(20日)NHK
★カンボジア拠点詐欺、19人再逮捕 被害額12億円超に(19日)産経
★駒沢大生に捜査員が投資詐欺に注意呼びかけ 「友人でも断って」(14日)産経
★コロナ協力金詐取疑いで暴力団員を再逮捕 千葉県側の被害額は1000万円超か(13日)
★“投資詐欺に注意を” 捜査員が大学生に呼びかけ(13日)NHK
★EXILEメンバーが高校生に「闇バイト」注意の呼びかけ 東京(10日)NHK
★息子かたり高齢女性から100万円詐取か38歳男逮捕 数十件関与か(9日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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