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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
歩行中の交通事故死者が増加
【治安うんちく】
なんとも痛ましい交通事故が発生した。18日午前、北海道八雲町の国道5号線で、トラックと高速バスが正面衝突して、トラックの運転手とバスの乗客4人の計5人が死亡した。
なんとこの事故―高速バスの運転手は64歳のベテランで、札幌―函館間のコースを10年以上も走り続けており、優良乗務員だったという。
事故原因を分析中の北海道警によると、他車などのドライブレコーダーの映像から、トラックがバスにぶつかって行ったことが確認されているという。つまり、バスにとっては完全な「貰い事故」なのである。亡くなられた方にとっては無念な事故だったろう。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年5月現在の交通事故発生件数は12万2174件で、前年同期より4529件の増加。死者も39人増の1006人だった。
年齢層別でみると死者数の最多は85歳以上の154人で前年より7人の増。これに75~79歳の109人、80~89歳の122人など、75歳以上の高齢者は3桁台なのである。
死者数で最も増加数の多いのは55~59歳の62人でしかも前年よ27人の増加。60~69歳は26人増の76人だった。
一方、状態別の死者の最多は歩行中の363人。自動車乗車中の337人、2輪車乗用中の170人、自転車乗用中の128人など。
事故発生ランキングは東京の1万2034件、大阪の1万0379件、愛知の9683件、神奈川の8731件、福岡の8165件などと続く。
死者数のランキングは大阪の72人、愛知の63人、千葉の48人、東京と神奈川の各44人などだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★カンボジア拠点詐欺、19人再逮捕 被害額12億円超に(19日)産経
https://www.sankei.com/article/20230619-6KIUJNQRHZLNRPOSMP2D4SW57M/
★駒沢大生に捜査員が投資詐欺に注意呼びかけ 「友人でも断って」(14日)産経
★コロナ協力金詐取疑いで暴力団員を再逮捕 千葉県側の被害額は1000万円超か(13日)
★“投資詐欺に注意を” 捜査員が大学生に呼びかけ(13日)NHK
★EXILEメンバーが高校生に「闇バイト」注意の呼びかけ 東京(10日)NHK
★息子かたり高齢女性から100万円詐取か38歳男逮捕 数十件関与か(9日)NHK
★おいを装い800万円詐取した疑い 群馬県警大泉署が22歳男を再逮捕(8日)共同
★カードと70万円 窃盗疑い男再逮捕 群馬・前橋東署(7日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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