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首都東京体感治安(10、11日 単位レベル)
ひったくりの少年検挙者が多すぎる
【治安うんちく】
街を歩いていて、バッグをひったくられる事件―盗られまいと抵抗してケガをするなど、単なる「ひったくり」だけで済ませられない場合もあるため怖い事件なのだ。
今年2月16日には千葉県柏市の路上で、29歳の女性が後ろから来た男にバッグを奪われそうになり抵抗したところ飛ばされて重傷を負うという事件があった。
そのひったくりが減少はしているのだが……
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年4月現在のひったくり認知件数は168件で、前年同期より38件の減少。4月現在としては過去5年間で最も少ない。検挙件数も123件で過去5年間で最低。
ところが検挙人員は70人で前年より7人増えている。残念なのはうち少年が25人で4割近くを占めていることだ。
認知件数のランキングは大阪の33件、東京の27件、埼玉の26件、神奈川の15件、千葉の13件と首都圏で目立つ。
一方、検挙率は前年より3.3ポイントアップして73.2㌫だつた。ランキングは三重と徳島が各300㌫、兵庫の120㌫、東京の118.5㌫と続き、100㌫が北海道、群馬、埼玉、静岡、石川、和歌山の6道県。
低かったのは、発生があっても0㌫が茨城、栃木、山梨、島根、岡山、広島、佐賀、熊本、大分、沖縄の10県もある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★息子かたり高齢女性から100万円詐取か38歳男逮捕 数十件関与か(9日)NHK
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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