😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位レベル)
特殊詐欺被害が20億円以上も増える
【治安うんちく】
どうにも止まらない特殊詐欺―2年連続で減少し続けていたが、昨年、増加に転じて今年は3月現在だが、さらに増加の勢いは止まらない。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年3月現在の特殊詐欺の認知件数は4533件で前年同期より1033件の増加。被害額は93億1572万1150円で20億3190万1868円の増加だ。
最も被害が多かったのは架空料金請求詐欺で、認知件数は1149件。なんと537件も増えている。被害額も6億7868万3000円増の30億8265万2000円なのである。
次が還付金詐欺で143件増の1068件。額は2億0419万5000円増えて11億9556万4000円。
そしてオレオレ詐欺は249件増の1008件。額は6億1175万0220円増えて27億9678万7440円。
このほか、預貯金詐欺は100件増の614件などだが、キャッシュカード詐欺盗は55件減の583件だった。
法人被害を除いた特殊全体の被害者数では女性が多く58.5㌫なのに対して男性は24.5㌫だった。年齢層では65歳以上の高齢者が83.0㌫を占めている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★カンボジア拠点の特殊詐欺、日本人19人を再逮捕 警視庁(1日)日経
★PCから警告音、表示された「ウィンドウズセキュリティー」に電話かけた男性…36万円被害(28日)読売
★闇バイト「断り切れず」カードだまし取った疑いで逮捕(26日)NHK
★「ネット銀行」装うフィッシング詐欺が急増〝注意を〟(25日)NHK
★セキュリティー強化で「口座利用を一時停止」…不正送金の代表例、誤信させパスワード入力促(23日)読売
★千葉 船橋で特殊詐欺事件 70代男性 5300万円だまし取られる(20日)NHK
★アポ電→緊配→職質 犯行前の特殊詐欺「受け子」逮捕 大阪・枚方署(19日)産経
★特殊詐欺集団はなぜ海外に? カンボジアの摘発劇で見えた甘い「実態」(16日)産経「実態」
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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