😊警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位レベル)
自動車盗の検挙が増加
【治安うんちく】
関東や東海、近畿など9府県で高級車を盗みを繰り返していた事件を捜査中の大阪府警や茨城県警などの合同捜査本部は今月27日までに、三重県鈴鹿市内の無職の男(51)など19人の窃盗グループを逮捕。1人を書類送検した。20歳代から50歳代の男達で、令和3年9月から同4年8月の間に車64台など計73件、総額にして4億3千万円相当の被害に上るとみられている。
小型機器で車の制御システムに侵入する「CANインベーダー」と呼ばれる手口で車を盗み、茨城県の中古車解体施設「ヤード」に運び込んで売却目的で解体していたとみられる=共同
…… …… …… ……
警察庁によると今年に入り、自動車盗の検挙が増えている。
令和5年3月現在の自動車盗の認知件数は1331件で、前年同期より36件の減少。ところが検挙件数は85件も増えて393件だった。この結果、検挙率も7.0ポイントもアップして29.5㌫なのである。検挙人員は40人増の170人だった。
認知件数のランキングは愛知の151件、千葉の145件、大阪の142件、埼玉の130件、茨城の124件と続く。東京は36件だった。
愛知が前年より44件減っているのにトップだった。
検挙件数が増加したのは兵庫が44件増の57件、埼玉が21件増の35件、茨城が15件増の32件などだが、山形が発生が無かった。
一方、検挙率は富山の300.0㌫、滋賀の260.0㌫、山口の200.0㌫、佐賀の133.3㌫、兵庫の105.6㌫など。
低かったのは山梨が7件発生も0㌫。同じように長崎が5件、岩手、鳥取が各2件、島根が1件発生しているものの0㌫なのである。これに福島の5.9㌫、千葉の6.2㌫、栃木の7.5㌫などと続いている。東京は前年より9.5ポイントアップしたものの33.3㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★PCから警告音、表示された「ウィンドウズセキュリティー」に電話かけた男性…36万円被害(28日)読売
★闇バイト「断り切れず」カードだまし取った疑いで逮捕(26日)NHK
★「ネット銀行」装うフィッシング詐欺が急増〝注意を〟(25日)NHK
★セキュリティー強化で「口座利用を一時停止」…不正送金の代表例、誤信させパスワード入力促(23日)読売
★千葉 船橋で特殊詐欺事件 70代男性 5300万円だまし取られる(20日)NHK
★アポ電→緊配→職質 犯行前の特殊詐欺「受け子」逮捕 大阪・枚方署(19日)産経
★特殊詐欺集団はなぜ海外に? カンボジアの摘発劇で見えた甘い「実態」(16日)産経「実態」
★すゑひろがりず参加 特殊詐欺被害防止キャンペーン 警視庁三田署
★詐欺電話・闇バイト阻止 データSIMなど本人確認強化へ(13日)日経
★特殊詐欺 転送サービス悪用 「03」表示などで発信元隠す手口(13日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント