😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位レベル)
アポ電数が増加
【治安うんちく】
特殊詐欺の犯罪ツールの一つである電話―被害者を欺罔する「アポ電」が多くなっている。犯罪者にとっては効果が大きく最大の武器となっているようだ。そして、アポ電は強盗事件にも利用されている。
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警察庁によると、特殊詐欺の被害者への欺罔手段として犯行の最初に用いられたツールの最多は電話で87.3㌫にものぼる。これに電子メールの7.9㌫と続くが、はがきや封書類は僅か0.3㌫だった。
その電話を「アポ電」と呼称しているが、平成4年の特殊詐欺のアポ電の件数は12万0701件で、前年より2万0186件も上回っている。
この年の特殊詐欺の認知件数は1万7520件。ランキングは東京の3217件、神奈川の2089件、大阪の2059件、千葉の1457件、埼玉の1386件などと続く。
前年に比べて東京が102件減少したのに対して神奈川が628件、大阪が521件、千葉が354件、埼玉が304件も増えている。
アポ電対策としてこんな対策が登場している。
KDDIとトビラシステムズは、固定電話への迷惑電話の着信を専用機器不要で自動的に遮断するサービス「迷惑電話自動ブロック」を令和4年2月から提供しているほか、例えば武蔵野市は自動通話録音機の無償貸与をするなど、防御策は様々あるのだが、治まる気配さえ見えない状況にある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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