😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
重要犯罪が増加
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪の認知件数が全罪種で増加。体感的にも今年は治安が悪化している。
…… …… …… ……
警察庁によると令和5年1月現在の重要犯罪の認知件数は755件で、前年より138件の増加。過去5年間で最悪。検挙件数は610件で前年より44件の増加だが、検挙率は10.90ポイントダウンして80.8㌫だった。
検挙人員は473人で33人の増加だが、少年が50人含まれておりなんと11人も増えている。
認知件数を罪種別でみると最も増えたのが強制わいせつで+68件の342件。これに強盗が+24件の104件、強制性交が+22件の122件、殺人が+12件の79件、略取誘拐が+10件の36件、放火が+2件の72件と全罪種で増加している。
認知件数のランキングは東京の98件、大阪の94件、埼玉の61件、神奈川の51件、愛知の40件などと続いている。埼玉が前年より27件も増えたほか神奈川も15件増えている。
検挙率のランキングは岩手の250.0㌫、佐賀の200.0㌫、富山、長崎、大分の各150.0㌫などと続く。
低かったのは認知件数が5件の和歌山と同1件の徳島が各0㌫。これに鳥取と愛媛の各25.0㌫、静岡の43.3㌫、栃木の46.2㌫などと続き、東京は87.8㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★特殊詐欺グループの8人逮捕 沖縄拠点、被害数億円か―兵庫県警など(23日)時事
★新人女性警察官と演劇部の大学生がタッグ 1億5千万円の詐欺被害があった函館で被害撲滅動画を公開 北海道函館市(23日)TBS
★太陽光発電巡り詐欺疑い、警視庁 30件、計5億円被害か(22日)共同
★特殊詐欺疑いで15歳女子中学生逮捕 受け子と出し子か(22日)産経
★広域強盗・特殊詐欺絡み合い長期戦 リーダー格、実行犯の両面捜査 狛江強殺1カ月(19日)産経
★警察官になりすまし・・・うそ電話詐欺 容疑者の男を逮捕 山口県警 (18日)TBS
★「キャッシュカードを交換するので・・・」 すり替え被害発生 島根県出雲市(18日)TBS
★「株で集めた資金返さなきゃ」90代男性が“息子”騙る男に1,200万円騙し取られる=静岡県警(16日)TBS
★中国版「闇バイト」に応募、衣服だまし取る 容疑で中国籍の女逮捕(15日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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