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2023年2月15日 (水)

2023年2月15日 (水)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(15、16日 単位レベル)
強盗が増えているが……
【治安うんちく】
2_20230215205101 Img_20230204_135034  警視庁の小島裕史警視総監が15日の都議会で、全国で相次ぐ強盗事件に触れ「全力で捜査に当たっている」と治安状況の報告を行った。警察庁は先月27日に14都府県警の刑事部長らを集めて捜査会議を開いた際に、渡辺国佳刑事局長が「一連の事件は社会的な反響があり、国民の不安も高まっている」と体感治安的にも大きな影響のある事件として重視しており、ネット社会という国境を超えた新たな犯罪形態に立ち向かう日本警察の並々ならぬ決意がうかがえる。
   …… …… …… ……
 警察庁によると令和4年の強盗の認知件数は1148件で前年より10件の増加。ところが検挙件数は70件減の1060件で、検挙率は7.0ポイントもダウンして92.3㌫だった。
 犯罪の増加の一方で、コロナ禍の影響による捜査活動の制限のなかでのこの数字。凶悪犯の中でも殺人に次いで率は高いのである。
 検挙人員は1322人で138人の減だが、なんと少年は21人増の235人だった。
 認知件数のランキングは東京の228件、大阪の168件、埼玉の94件、神奈川の88件、愛知の74件、千葉の63件と続く。東京が前年より28件も減っているのに対して大阪は26件の増加。発生が無かったのは山形、奈良、佐賀、長崎の4県だった。
 検挙率のランキングは新潟の220.0㌫、山梨の200.0㌫、京都の122.7㌫、長野の111.1㌫、東京の103.5㌫などと続く。低かったのは和歌山の50.0㌫、茨城の64.9㌫、宮崎の66.7㌫、岐阜の70.0㌫、愛媛の75.0㌫などだった。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
   すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る

中国版「闇バイト」に応募、衣服だまし取る 容疑で中国籍の女逮捕(15日)産経
https://www.sankei.com/article/20230214-QTLAF4D6IJNEVBHHQKX43XWCLU/

連続強盗におわす電話、各地で 新たな詐欺手口か―警察庁(15日)時事
カード盗疑い、元騎手逮捕 山梨、還付金詐欺関与か(14日)産経
オレオレ詐欺、関西人だまされへん ツッコミ文化で撃退 とことん調査隊(14日)日経
フィリピンに根を張る「腐敗」 根絶できるか(13日)産経
「SNSで誘われた」受け子か 現金だまし取った疑い 作業員逮捕(11日)NHK
「警察官のシライと申します…」信じないで、その電話は詐欺! 音声データ公開 広島県警(11日)TBS
携帯電話を他人に使わせる 詐欺容疑で活動家の69歳女を逮捕(10日)産経
タイにも特殊詐欺拠点か 広域強盗指示疑いの渡辺容疑者(10日)産経
★“前代未聞”フィリピンから特殊詐欺グループ4人の移送完了 連続強盗事件との関与は 全容解明に向け捜査へ(9日)TBS
84歳男の「受け子」逮捕 「闇バイト」に応募(8日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

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あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

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