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2023年2月10日 (金)

2023年2月10日 (金)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(10、11日 単位レベル)
進化し続ける犯罪
【治安うんちく】
2_20230210210601 Img_20230204_135432  日本中を震撼させている特殊詐欺―なんと広域強盗事件に発展してしまったというから驚きだが、今回の事件で検挙されたとは言え、詐欺事犯は治まる気配も無く、まだまだ奥の深い組織があるのかが懸念される。
 今回、警視庁に逮捕された38歳の男ら4人は、強盗の前に特殊詐欺に関与していたリーダー役だっという。こうした指揮者が実行犯を闇サイトで募集して犯行を拡大して行く―昭和の時代には考えられない事件だが、このまま進化すると、あくまでも想像に過ぎないが、依頼すれば気に入らない者をひそかに処分てくれる「必殺仕置人」なる闇犯行組織が誕生する下地ができたのではないかと、体感的に治安の悪化は計り知れない。
 背景には、治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増加していてるのだ。
  …… …… …… ……
 警察庁によると令和4年の重要犯罪の認知件数は9536件で、前年より715件も増加。平成30年以降、年々減少し続けていたが、上昇に転じてしかも過去5年間で最悪なのだ。
 殺人は853件で21件減少したものの、強制わいせつは425件も増えて4708件。強制性交も268件増の1656件となった。今回社会を震撼させた強盗は10件増加の1148件。放火も32件増の781件と重要犯罪は殺人を除いて全て増加している。
 認知件数のランキングは東京の1323件、大阪の1312件、神奈川の668件、埼玉の667件、兵庫の562件などと続く。
 一方、検挙率は前年より5.8ポイントもダウンして87.6㌫。ランキングは新潟の107.9㌫、福井の103.6㌫、群馬の101.0㌫、和歌山と香川の各100㌫など。
 低かったのは長崎の60.0㌫、福岡の75.8㌫、愛媛の76.4㌫、鹿児島の78.3㌫、兵庫の78.4㌫と続いている。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
   すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る

「SNSで誘われた」受け子か 現金だまし取った疑い 作業員逮捕(11日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230211/k10013978101000.html

「警察官のシライと申します…」信じないで、その電話は詐欺! 音声データ公開 広島県警(11日)TBS
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/322736?display=1

携帯電話を他人に使わせる 詐欺容疑で活動家の69歳女を逮捕(10日)産経
https://www.sankei.com/article/20230210-2P27J3FNKVNHBHNGCT7OXZWOPI/

タイにも特殊詐欺拠点か 広域強盗指示疑いの渡辺容疑者(10日)産経
★“前代未聞”フィリピンから特殊詐欺グループ4人の移送完了 連続強盗事件との関与は 全容解明に向け捜査へ(9日)TBS
84歳男の「受け子」逮捕 「闇バイト」に応募(8日)産経
広域強盗 逮捕の2人 かけ子リーダーと勧誘役か 実態解明へ捜査(8日)NHK
警察官名乗る男から「口座データ流出している」仙台市内女性キャッシュカードだまし取られる(8日)TBS
特殊詐欺の拠点、中国や東南アに 「ルフィ」事件など(8日)日経
『ここは地獄』塀の中から特殊詐欺…3年前から判明していた、フィリピン・ビクタン収容所の異様な実態(7日)TBS
被害額67億円、2年連続で増 22年、都内の特殊詐欺(6日)共同
資産状況探る「アポ電」年12万件 広域強盗でも利用か(6日)日経
コンビニで店員と客がお見事な連携 詐欺被害防止で感謝状 鹿沼署(5日)共同
「裏切り者は血だるまに」特殊詐欺Gの元メンバーが明かす“恐怖支配”【報道特集】(4日)TBS
高齢女性が3200万円とカードだまし取られる 千葉市で特殊詐欺(3日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

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あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

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