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2023年2月 8日 (水)

2023年2月 8日 (水)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(8、9日 単位レベル)
少年犯罪が凶悪化
【治安うんちく】
2_20230208210001 Img_20230119_135854  昨年10月15日に東京都江戸川区の運送会社の女性役員(59)宅に、ガラスを割って侵入。女性の手足を粘着テープで縛り、金庫を奪おうとしたとして、今月に入り、足立区内の土木作業員の少年(19)が警視庁に逮捕された。
 同事件では6人組が押し入っており、これまで横浜市の16歳の無職少年と19歳の高校生の2人が逮捕されている。事件は幸いにも上階にいた娘さんが物音に気付き110番したため、何も取らずに逃げていたもので、警視庁は残り3人の行方を追っている。
  …… …… …… ……
 警察庁によると令和4年に刑法犯で検挙された少年は1万4903人にものぼる。しかも前年より85人の増加だ。
 最も多かったのは窃盗犯の7508人で前年より87人も増えている。中でも乗り物盗は131人も増えて2345人。
 粗暴犯も31人増の2846人だが、暴行が55人も増え798人もいた。
 凶悪犯に至っては85人増の495人。強制性交が39人増の173人、強盗が21人増の235人、殺人が14人増の49人、放火が11人増の38人と全ての罪種で増加、凶悪化している。
 風俗犯では強制わいせつが48人も増えて314人、わいせつが10人増の476人になるなど、性犯罪の増加も目立っている。
 「出し子」や「受け子」などで増加傾向にあった詐欺犯は170人減って677人になったこともあり知能犯は167人減の756人。
 その他刑法犯は40人増の2820人もいるが、占有離脱物横領が96人も増えて1147人も検挙されている。
 最近はPTA不要論も飛び出し学校崩壊が迫っている中で、犯罪から少年をどう守るかが大きな焦点になりそうだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
   すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る

84歳男の「受け子」逮捕 「闇バイト」に応募(8日)産経
https://www.sankei.com/article/20230208-5QIVCFMDARJPVEUGUQCB3LPQUY/

広域強盗 逮捕の2人 かけ子リーダーと勧誘役か 実態解明へ捜査(8日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230208/k10013973941000.html

警察官名乗る男から「口座データ流出している」仙台市内女性キャッシュカードだまし取られる(8日)TBS
特殊詐欺の拠点、中国や東南アに 「ルフィ」事件など(8日)日経
『ここは地獄』塀の中から特殊詐欺…3年前から判明していた、フィリピン・ビクタン収容所の異様な実態(7日)TBS
被害額67億円、2年連続で増 22年、都内の特殊詐欺(6日)共同
資産状況探る「アポ電」年12万件 広域強盗でも利用か(6日)日経
コンビニで店員と客がお見事な連携 詐欺被害防止で感謝状 鹿沼署(5日)共同
「裏切り者は血だるまに」特殊詐欺Gの元メンバーが明かす“恐怖支配”【報道特集】(4日)TBS
高齢女性が3200万円とカードだまし取られる 千葉市で特殊詐欺(3日)産経
【証言】フィリピン拠点の特殊詐欺の実態を知る人は(2日)NHK
60億円被害の特殊詐欺関与か フィリピン収容中の4人―警察庁(2日)時事
「電車にカバン忘れた」高齢者から2,200万円をだまし取ったか “指示役兼リクルーター”29歳男を逮捕=静岡県警(2日)TBS


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

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あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

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