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首都東京体感治安(13、14日 単位レベル)
万引きは減っているのだが‥‥
【治安うんちく】
5日の夕方だった。札幌市内のスーパーで和牛ステーキを万引きしたとして38歳の男が北海道警察に逮捕された。男は万引きの常習者として店員からマークされており、この日も男が来店したことから店員の通報で警察官が店内で張り込んでいた。そして現行犯逮捕されたのである。男は「金を使いたくなかった」と供述しているという。
…… …… …… ……
警察庁によると令和4年11月現在の万引き犯の認知件数は7万6698件で、前年同期に比べて2689件の減少。検挙件数は5万3887件で同4654件の減。この結果、検挙率は前年より3.4ポイントダウンの70.3㌫だった。
認知件数の年間推移をみると刑法犯認知件数が最悪だった平成14年は13万5224件。同30年には9万9692件と10万件を割り、以降は減少し続けて令和3年は前年より1万0432件減の8万6237件だった。
令和3年の万引き品の最多はなんと言っても食料品で3万7007品。これを年齢層でみると最多は70~79歳の8401品。これに60~69歳の5654品、80歳以上の5363品と続く。
次に多かったのは化粧品の5624品、衣料品の5076品と続いている。
コロナ禍などから物価の高騰が続いているが、高齢者に与えている影響は大きいようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★80代女性が現金2000万円だまし取られる おいを名乗る男から電話「いくらまでなら用意できる?」 愛知・犬山市(14日)TBS
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/275659?display=1
★「絶対詐欺だと思った」90代男性を詐欺被害から守ったのは…ネパール人男性店員の“粘り強い説得”(13日)TBS
★STOP!! 特殊詐欺~警視庁・産経新聞・ニッポン放送共同キャンペーン 警視庁特殊詐欺被害防止担当者に聞く タンス預金狙うグループ増加 だまされないと思わず対策を(12日)産経
★特殊詐欺の予兆電話に気を付けて!警察が注意喚起【新潟】(12日)TBS
★雇調金400万円を詐取容疑 不正指南か、社労士の女ら逮捕―警視庁(10日)時事
★犯罪最前線 それは1本の電話から始まる 62億円が詐欺集団へ(9日)産経
★狙われるスマホ決済 中国人詐欺グループの乗っ取り手口(7日)産経
★滋賀・草津で特殊詐欺2件 80代の女性2人が被害(5日)産経
★ニセ電話詐欺を“迅速捜査”佐賀県警本部長が幹部に訓示(5日)TBS
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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