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2023年1月10日 (火)

2023年1月10日 (火)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(10、11日 単位レベル)
爆窃団の犯行か
【治安うんちく】
2_20230110210201 Img_20221224_154719  今月5日に新潟市内の貴金属店で、店内のガラスケースから腕時計など約2700万円相当が盗まれる事件があった。犯人は店のガラス窓を破って侵入。警備会社がアラームで気付き110番通報したが、警察官が駆けつけた時には既に逃走していた。
 どうもこの犯行を見ると思い出すのが「爆窃団」―平成20年1月、東京・銀座の時計店で、やはりガラスケースがたたき割られて約2億円の腕時計が盗まれた。この事件で男女6人の犯人が香港で逮捕されているが、当時、アジア各地で同様手口の犯行が行われていたことから、香港に拠点の置く「爆窃団」の犯行と見られていた。
 犯行手口が荒っぽく、例えばビルとビルの隙間にジャッキを入れて壁をぶち抜いて入り込み、ショーケースを粉々にたたき割り、商品を盗み数分後には逃走するという早業。盗んだ商品は国内の人間に渡し、本人たちは翌日には出国する「ヒットアンドアウェー」。
 どうも新潟の犯行が似ているようでたまらないのだ。
  …… …… …… ……
 警察庁によると令和4年11月現在の侵入盗の認知件数は3万3322件で、前年同期より1182件の減少。検挙件数は2万0770件で同6357件も減っている。この結果、検挙率はなんと前年より16.3ポイントもダウンして62.3㌫だった。
 最も多かったのが空き巣で9648件。これに出店荒しの3968件と続くが、空き巣が653件も減っているが出店荒しは326件増えている。
 認知件数のランキングは埼玉の2783件、千葉の2382件、愛知の2341件、神奈川の1923件、東京の1913件と続く。大阪は1486件だった。
 検挙率のランキングは山口の113.1㌫、東京の107.0㌫、和歌山の102.7㌫、山形の96.0㌫、石川の92.1㌫など。
 低かったのは茨城の32.7㌫、鹿児島の34.7㌫、三重の38.6㌫、愛知の40.5㌫などと続くが大阪は44.2㌫だった。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】 (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
   すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る

雇調金400万円を詐取容疑 不正指南か、社労士の女ら逮捕―警視庁(10日)時事
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-bab9c2.html

犯罪最前線 それは1本の電話から始まる 62億円が詐欺集団へ(9日)産経
狙われるスマホ決済 中国人詐欺グループの乗っ取り手口(7日)産経
滋賀・草津で特殊詐欺2件 80代の女性2人が被害(5日)産経
ニセ電話詐欺を“迅速捜査”佐賀県警本部長が幹部に訓示(5日)TBS
コンビニ店員の女子高生に感謝状 80代女性に声かけ、特殊詐欺被害防止(28日)産経
特殊詐欺グループ 指示役2人逮捕 かけ子を殺害しようとしたか(28日)NHK
「介護施設の入所権利を譲って」と突然電話 70代女性が3240万円だまし取られる “保険会社と弁護士”名乗るニセ電話が次々と(25日)TBS
大手求人サイトで「受け子」募集 8月以降、バイト11人逮捕―詐欺グループ悪用か・愛知県警(23日)時事
会社員女性が特殊詐欺の被害を防ぐ 府中署が感謝状を贈呈 東京(22日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

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あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

 

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