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2022年12月25日 (日)

2022年12月25日 (日)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
殺人の検挙率がダウンしている
【治安うんちく】
2_20221225212201 Img_20221214_123145  埼玉県飯能市の住宅で、男性1人と女性2人が倒れているのが見つかった。埼玉県警の調べによると遺体は頭などが殴られており、さらに「ハンマーのようなものを持った男が闘争している」という目撃情報もあることから、殺人事件として捜査していたが、同日夜、近所に住む40代の男を殺人未遂容疑で逮捕した。検挙率が落ちていただけに埼玉県警の早期逮捕はお手柄である。
  …… …… …… ……
 警察庁によると令和4年11月現在の殺人の認知件数は795件で前年同期より5件の減少。平成30年以降、過去5年間で最も少ない。
 ところが検挙件数は747件で同60件の減少。この結果、検挙率は6.9ポイントもダウンして94.0㌫になってしまった。98、99㌫など凶悪犯の中で最も高かったのに……
 さらに検挙人員は56人減の715人だが、うち少年が10人も増えて42人だった。
 認知件数のランキングは大阪の120件、東京の83件、神奈川の61件、埼玉の50件、愛知の47件などと続く。前年と比べて神奈川が15件も増えたほか大阪も14件、東京も10件と増えている。発生が全く無かったのは富山だった。
 検挙率のランキングは岩手、和歌山、熊本、大分、宮崎が各120.0㌫。これに北海道の114.6㌫、長野の112.5㌫、福岡の108.3㌫などと続く。さらに100㌫が青森、埼玉、福井、奈良、高知など18県もあった。
 低かったのは滋賀と佐賀の各50.0㌫。そして京都と香川の各80.0㌫、広島の81.3㌫、大阪の82.5㌫と続いている。
 東京は前年より11.3ポイントもダウンして92.8㌫となってしまった。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
   すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る

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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   

2022/2/26 09:00

大渡 美咲

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あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

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