😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位レベル)
街頭犯罪が増えている
【治安うんちく】
9月現在で、前年より1万1628件も増えていた街頭犯罪の認知件数—10月に入っても止まることなく増え続けている。
…… …… …… ……
警察庁によると令和4年10月現在の主な街頭犯罪の認知件数は14万3595件で、前年同期より1万6575件の増加。
これに対して検挙件数は777件も減って1万6905件。この結果、検挙率は11.8㌫という驚きの数字だ。しかも前年より2.1ポイントもダウンしている。
認知件数のランキングは大阪の2万3412件、東京の2万0622件、埼玉の1万1580件、愛知の1万0452件、神奈川の9708件と続く。
この中で大阪が前年より2542件も増えているほか、愛知も1953件、東京も1602件、神奈川も1333件、福岡は1380件も増えて7275件などとなっている。
検挙率のランキングは最も高くて奈良の30.4㌫。これに大分の30.1㌫、鳥取の28.9㌫、長崎の27.4㌫、和歌山の25.8㌫などと続く。
低かったのは東京の7.5㌫、愛知の7.6㌫、宮城の7.9㌫、北海道の8.4㌫、埼玉の8.9㌫、大阪の9.3㌫と一桁台なのだ。
増加した要因としては器物損壊が2121件減の4万5598件だったり住居侵入が7883件と292件も減っているものの、ひったくりや粗暴犯の暴行や傷害が街頭でも増加していることが影響しているようだ。
日本の治安は「夜道でも女性がひとりで歩ける」などと言われていたが、そんな時代はとうに消え失せているようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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