😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位レベル)
特殊詐欺が増加
【治安うんちく】
中国の公安局の職員を名乗り、女子高生に電話をかけて938万円を騙し取る詐欺事件があった。被害者は広島市内の女子高生で、中国語を話せたという。中国語を話せて、しかも携帯番号を知っている—これは明らかに情報を持っている者の犯行。
一方で、偽造運転免許証を使って金融機関からキャッシュカードを騙し取ったとして3人の男女が千葉県警に逮捕されている。詐欺に使用する道具屋だという。
こんなのが存在する限り、特殊詐の過激化は続く。
…… …… …… ……
警察庁によると令和4年9月現在の特殊詐欺の認知件数は1万2158件で、前年同期より1401件の増加。被害額は246億5578万5984円で、同41億3662万3517円も増えている。
最も多かったのはオレオレ詐欺で前年より610件も増えて2831件にもなっている。被害額も19億5770万6491円も増えて83億6131万2220円なのだ。
このほか還付金詐欺は255件増の3261件。架空請求詐欺は436件増の1969件、キャッシュカード詐欺盗が382件増の2255件など。
減少したのは預貯金詐欺が-231件で1652件。融資保証金詐欺が-25件の101件だった。
名簿屋とか道具屋などが存在し、ローンウルフから組織、場合によっては外国人などの実行犯の存在とあれば、これは「取締当局対犯人達」の戦争ですよ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★女子高校生が938万円の詐欺被害、中国語で電話(3日)産経
★日ハム新庄監督「サギ師から親を守るために」 警視庁が小冊子2.8万部を一斉配布(3日)TBS
★特殊詐欺に関与疑い、男2人を公開手配(2日)産経
★東日本最大の「道具屋」か カード詐取容疑、男女3人逮捕―千葉県警(2日)時事
★お笑いタレントスギちゃんが警視庁の一日広報大使に 特殊詐欺の被害防止を呼びかけ(2日)TBS
★特殊詐欺グループの「金庫番」を逮捕 関係先から4億8千万円押収(1日)産経
★俳優・杉良太郎さん 「特別防犯対策監」として特殊詐欺に注意呼びかけ(31日)TBS
★架空の投資話で詐欺か グループの“かけ子”とみられる1人逮捕(27日)NHK
★「だまされないで」小5が祖父母らに特殊詐欺の注意呼びかけ 千葉(26日)産経
★特殊詐欺 受け子のスカウト役か 岡山県の24歳の男を逮捕(26日)TBS
★千葉県だけで浸透する「電話de詐欺」 何のこと?読み方は? 警察が本気で取り組む犯罪撲滅対策を紐といてみた(23日)TBS
突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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