😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
暴力団の殺人検挙者が増加
【治安うんちく】
平成25年に京都市内で王将フードサービスの社長(72)が射殺された事件で9年ぶりに犯人逮捕で解決した。逮捕されたのは別の事件で服役中の特定危険指定暴力団山口組幹部の男(56)。被害者との接点が無く動機などが確認できなかったが、現場近くで発見されたタバコの吸い殻のDNA型が一致したことから、府警は裏付け捜査を進めていた。
実は暴力団の刑法犯の検挙件数は減っているが殺人での検挙人員が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると令和4年9月現在の刑法犯による暴力団の検挙件数は7454件で、前年同期より1485件の減。検挙人員も4172人で同683人の減少だった。
最も多かったのは窃盗犯の3517件だが915件の減少。続いて詐欺は1219件で同53件、人員は64人減の941人。
ところが凶悪犯である殺人は検挙件数が11件減の28件だが、検挙人員は12人増の61人となっている。
一方、特別法犯は3979件の検挙で1255件の減。検挙人員は2686人で855人も少なかった。
最も検挙件数が多かったのは、相変わらず覚醒剤取締法の2362件で前年より978件の減。大麻取締法犯も716件で168件の減。ところが麻薬等取締法が34件増加して136件。人員も24人増の52人となっている。
暴力団の構成員が減少しているのに合わせて事件の検挙件数も下がっているが、警察幹部によると組によっては実数を下げるため地下に潜らせるなどの工作もあり、なかなか実数がつかみずらすと分析している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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