😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
少年犯罪が凶悪化
【治安うんちく】
刑法犯で少年の検挙者数が減少傾向にあるものの、凶悪犯の検挙が増えている。
密売用の大麻を1人の少年が購入して仲間で使用したが、その代金を穴埋めするため、ひったくりを繰り返していた16~17歳の少年13人が大阪府警に逮捕された。昨年8月から今年3月までミニバイクやアシスト自転車を利用していたもので逮捕容疑は強盗致傷と窃盗—罪の意識の無さに呆れてしまう。
…… …… …… ……
警察庁によると令和4年9月現在の刑法犯少年の検挙者数は1万0187人で、前年同期より427人の減少。
ところが凶悪犯は前年より29人も増えて324人となっている。中でも重要犯罪の強制性交が12人増の121人。放火が10人増の27人と続き、殺人に至っては11人増の36人なのだ。増えたのはこのほか風営法が2人増の324人だった。
これに対して、特殊詐欺の受け子に利用され増加傾向にあった知能犯は、なんと前年より146人も減って535人。粗暴犯も59人減の198人なのだ。
そして、全体的に認知件数の多い窃盗犯は204人も減らして5126人だが、依然として高水準なのである。
こうして全体的にみると少年犯罪の凶悪化は否めない状況にある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
あさま山荘事件を取材する報道陣のテント村=昭和47年2月27日
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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