パソコンやスマートフォンに「ウイルスに感染した」と虚偽の警告を表示し、対策費名目などで金銭をだまし取る「サポート詐欺」の被害を未然に防いだとして、兵庫県警東灘署は、家電量販店「エディオン御影店」(神戸市東灘区)の店員、百合田京之介さん(24)に署長感謝状を贈った。
同署によると、4月25日に近所の70代女性が同店を訪問。サービスカウンターにいた百合田さんに、高額の電子マネーの購入方法を問い合わせた。メモを持っていたことなどを不審に思った百合田さんが、購入理由を確認したところ、女性はパソコンのウイルス除去のために必要と電話で指示されたと説明した。
百合田さんはパソコンに詳しく、ウイルス除去のためとかたって架空請求される事例を知っており、警察に通報。被害を防ぐことができ、「自分に声をかけてくれてよかった」と話していた。
同署によると、サポート詐欺の被害は増加。同署管内で今年に確認された詐欺被害の半数以上を占めているといい、谷憲太郎生活安全課長は「サポート詐欺は電子マネーなどの売り手が気を付ければ防げる。店での防犯指導を徹底したい」と話した。
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