東京都豊島区のホテルで昨年6月、市販薬を大量に飲んで昏睡(こんすい)状態になった女性を放置したとして、警視庁池袋署は、保護責任者遺棄容疑で、神奈川県川崎市麻生区上麻生、医師、斎藤浩一容疑者(48)ら男3人を逮捕した。調べに対し、斎藤容疑者は「寝ていると思っただけ」と容疑を否認し、ほか2人は容疑を認めている。女性は搬送先の病院で死亡した。
池袋署によると、4人は大量の薬物で不安といった精神的苦痛を和らげようとする「オーバードーズ(過剰摂取)」を目的に集まるLINEグループのメンバーだったという。当日はホテルに集まり、酒や薬を大量に摂取していた。ほかに20代男性も一緒だったが体調を崩しており、署が任意で調べている。
逮捕容疑は、昨年6月11日午前8時ごろ、豊島区内のビジネスホテルで、せき止め薬などを大量に飲んだ渋谷区、職業不詳、添島亜祐美さん=当時(38)=が昏睡状態になったにもかかわらず、適切な対応をせずに放置したとしている。添島さんは翌12日に搬送先の病院で死亡が確認された。一晩で100錠以上飲んだとみられ、死因は中毒死だった。
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