😢警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２５、２６日　単位・レベル）
強盗は減少しているが検挙率が—
【治安うんちく】
　幸いに逮捕できたから良いが、特殊詐欺のアポ電だけでなく強盗事件でもネットが利用されてしまった。
　東京都大田区のマンションに不法に立ち入ったとして２２歳と２１歳の男が逮捕された。闇サイトに、このマンションに住む高齢夫婦を名指ししてと、強盗を促す書き込みがあったという情報が警視庁に寄せられていたため、警察官が警戒していて、強盗の前に邸宅侵入容疑での逮捕となった。もし、情報が無かったら…
　この強盗の検挙率がダウンしている。
　…　…　…　…　…
　警察庁によると令和４年４月現在の強盗の認知件数は３３０件で、前年同期より６８件の減少。検挙件数も７２件減の２５０件だった。
　「発生が減っているので検挙件数も減った」というのは理由にならない。問題は「率」だ。その検挙率が前年より３．４ポイントもダウンして８５．５㌫と凶悪事件のなかで最低となってしまった。
　この検挙率を年間推移でみると令和２年は９７．２㌫。同３年は９９．３㌫とアップし続けていた。
　ところが今年は４月現在だが８０㌫台まで落ちてしまったのである。勿論、もっと低い時もあった。平成１３年には４８．７㌫まで落ちたことがある。しかし、この前後は刑法犯全体が２８０万件台と多忙な時期でもあった。
　認知件数のランキングは東京の６９件、大阪の４４件、神奈川の２８件、埼玉と愛知の各２６件と続く。
　検挙率のランキングは新潟と山梨が各３００㌫を誇った。これに栃木の１１６．７㌫、兵庫の１０９．１㌫などと続き、１００㌫が長野や京都、沖縄など１４府県もある。
　ところが発生の無い青森や鳥取など０㌫のところも多いが、最も低かったのは三重の１４．３㌫。これに岩手、茨城、福岡、宮崎の各５０㌫と続いている。
　警察組織には殺人や放火など専門の捜査班もあり、当然強盗専門の捜査犯があるはずだ。担当していた当時は「タタキ」の係と呼称していた。事件数が少なければ集中して力を注ぐことができるはずなのに、なぜ?落ちるのか…複雑、巧妙化とでもいうのだろうか…
　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【悪質商法はうそつき】（警察察庁標語）

（う）まい話しを信用しない
（そ）うだんする
（つ）られて返事しない
　　　すぐに契約しない
（き）っぱり、はっきり、断る
★架空料金請求詐欺で7000万円だまし取られる…愛知・豊橋市の80代女性が被害（２６日）TBS
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/54586?display=1

★受け子か、大学生再逮捕　２５０万円詐取容疑、三重（２５日）産経
https://www.sankei.com/article/20220525-P7WXZUMYYNP4VMJOBHL454X3F4/

★特殊詐欺事件の受け子か　京都の男を逮捕（２５日）TBS
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20691828/index.html

★特殊詐欺被害２８２億円　３年確定値、７年連続減（２３日）産経
★被害総額４０００万円以上か　コロナ給付金詐欺の疑いで東京の男逮捕（２２日）TBS
★狙われるコロナ禍の病院　「借金半分棒引き」の甘い罠（２２日）産経
★かすれた声で電話…ガールズバー店員ら 病気の息子になりすまし高齢女性から200万円だまし取った疑いで逮捕（19日）TBS
★２日連続、現金詐取狙う？　容疑で女子大生逮捕―警視庁（１９日）時事
★「ロマンス詐欺」で男を国際手配　被害総額４億円か―大阪府警（１８日）時事