「飽和潜水」船、17日網走港に 不明者捜索、半島南側に拡大―知床事故(16日)時事
北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、深い海に潜水士を送り込む「飽和潜水」の資機材を載せた作業台船が17日午前、網走港に到着する。準備作業に約1日かけ、19日にも水深約120メートルの海底にある船内の捜索などを始めるとみられる。
水圧に順応し、潜水病予防 「飽和潜水」仕組みや利点は―知床観光船、近く船内捜索
担当の潜水士は4人。同港入港後、特殊なガスで満たされた加圧室に入り、高い水圧に体を適応させて潜水を準備する。19、20日に行方不明者が取り残されていないか船内を捜索する予定で、その後は引き揚げに向け船体の破損状況などを確認する。捜索や調査は月内に終わる予定で、引き揚げが可能な場合は速やかに着手する。
一方、第1管区海上保安本部などは16日も船や航空機で行方不明者12人の捜索を継続。北海道警は、知床半島の海岸を中心に行っていた地上での捜索について、半島より南側の沿岸部にも範囲を拡大した。19日まで実施する予定という。事故から3週間が経過し、乗客らが遠くまで流されている可能性もあり、半島東側の羅臼町から野付半島の海岸付近で不明者発見につながる手掛かりを捜す。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600788&g=soc
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