北海道・知床沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、荒天で一時中断されていた海上自衛隊の水中カメラでの船体調査が3日、再開された。第1管区海上保安本部(小樽)などは12隻の船、航空機7機を使って行方不明者12人の捜索を続けた。
事故は4月23日に発生。これまでに14人の死亡を確認した。同29日には、救助要請があった付近の水深約120メートルの海底で船体を発見。1管などは、船の開口部から水中カメラの進入を試みているが、視界が悪く、速い潮流に阻まれて難航、今月2日は強い風で海がうねり、水中調査を実施できなかった。
1管によると、3日は現場付近の天候が回復。午後には道警の水中カメラが調査に当たる。
海保の職員は3日、カズワンを運航する「知床遊覧船」が所有するもう1隻の観光船で、斜里町のウトロ港に停泊中の「KAZU Ⅲ(カズスリー)」を調べた。船の写真を撮るなどした後、段ボール2箱を車に積み込み、立ち去った。
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