北海道・知床沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は2日、業務上過失致死の疑いで運航会社「知床遊覧船」の事務所を家宅捜索した。1管は、同社の運航体制に問題がなかったかどうか、立件を視野に調べる。
2日午前の捜索は荒天のため、水中カメラによる捜索を見合わせると決めた。天候が回復すれば午後にも再開する。航空機による周辺海域での捜索は見合わせたが、巡視船など8隻が行方不明者を捜している。
1管によると、カズワンは船首を南の方角に向け沈んでいる。
4月23日に事故が発生してから10日目。これまで14人の死亡を確認、12人が行方不明になっている。カズワンは29日、水深約120メートルの海底で見つかった。1管などは、船の開口部から遠隔操作で水中カメラの進入を試みているが、深い海は視界が悪く、速い潮流に阻まれて難航している。
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