アサリ偽装機に熊本県が魚種専門チーム 「海苔、二枚貝、養殖魚、天然魚」 所属超え連携強化(16日)共同
熊本県は16日、水産振興を目的に、ノリや二枚貝といった四つの魚種に対応する「魚種専門チーム」を発足させた。水産技術職員の担当を、所属部署を超えて明確にすることで関係機関との連携を強め、水産資源の回復や専門人材の育成につなげる。
輸入アサリを県産と偽る産地偽装問題を機に設置した。県によると、2020年度の県内水産物の漁獲量は約6万6千トンと1991年度に比べて半減。また、水産技術職員は今年4月時点で63人と89年度より約2割減少し、40代以上が7割を占める現状を踏まえて専門性向上も図る。
専門チームは「海苔[のり]」「二枚貝」「養殖魚」「天然魚」の四つ。本庁と広域本部、水産研究センターの職員計41人で構成する。県漁連や漁協などと日常的に情報交換するほか、水産資源に関する研究成果を共有して回復に取り組む。
県庁で発足式があり、木村敬副知事は「今までの取り組みをさらに『見える化』し、漁業者に寄り添う態勢をつくっていきたい」、県漁連の藤森隆美会長は「漁業者の相談窓口ができて安心した。県と連携して水産業を発展させたい」と述べた。
二枚貝のチームリーダーに就いた県水産振興課の荒木希世主幹は「県産アサリを消費者へ確実に届けることができるよう、漁業者と一緒に漁場回復に取り組む」と抱負を述べた。(中尾有希)
https://kumanichi.com/articles/658197
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