災害迫る前、早めの避難を 人と防災未来センターで新作映像(6日)共同
阪神・淡路大震災の教訓を伝える防災学習施設「人と防災未来センター」(神戸市中央区)は5日、東館1階「こころのシアター」で新作映像の上映を始めた。津波や風水害が迫る前に、早めの避難を呼び掛ける約15分間の映像で、題名は「にげよう-大切な命を守るために-」。過去の災害の被災映像やアニメ、CGなどを組み合わせ、緊迫したトーンで行動を促す。
河田恵昭センター長らが監修し、監督はNHKエンタープライズ(東京)の大島隆之シニア・プロデューサーが務めた。制作費は約1千万円。シアター上映作の変更は2011年以来、約11年ぶり。
一般公開を前に報道機関向けの試写会があり、小学生が登場するアニメや、東日本大震災の状況などをまとめた新作映像が披露された。河田センター長は「災害の恐ろしさを実感として理解し、逃げることは生きることだと認識してほしい」と話した。大島さんは「映像を見た子どもたちが自分事として捉え、10年先でも思い出してほしい」と願いを込めた。
映像を見るには入館料が必要。東館のみ大人300円、西館・東館共通で大人600円など。高校生以下無料。同センターTEL078・262・5050(上田勇紀)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202204/0015196137.shtml
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