知床 観光船遭難 現場周辺“岩多く強い潮流も” ダイバー証言(27日)NHK
北海道の知床半島の沖合で起きた観光船の事故で、遭難現場とみられる斜里町の「カシュニの滝」周辺の海の中を、過去に撮影した映像が、NHKに寄せられました。
今の時期の水温の感覚「冷たいというよりは痛い」
映像は、40年以上にわたって知床の海に潜り続けているダイビングガイドで、水中写真家の関勝則さんのダイビング仲間が、2004年9月に「カシュニの滝」周辺の海を潜水した時に撮影したものだということです。
映像には、海底にさまざまな大きさの岩が転がっていて、岩の隙間をダイバーが泳いでいく様子が映っています。
関さんによりますと、現場周辺の砂地の海底には、1軒の家の大きさほどの岩がある場所もあって、船の航行には注意が必要だということです。
また、知床岬に向かって強い潮が流れていることもあるということで、映像では、ダイバーが足を動かしても、なかなか前に進まない様子が分かります。
撮影されたのは9月ですが、ダイバーは厚手の潜水用のスーツやグローブなどを着用しています。
関さんによりますと、今の時期の水温は9月よりもさらに低く、冷たいというよりは痛いという感覚で、スーツを着ていても、長時間潜り続けると体温が奪われて、危険な状況に陥ることもあるということです。
関さんは「非常に残念な事故が起きてしまった。乗客が上陸していたり、流された船に乗ってくれていたりすればと思っていました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220427/k10013601841000.html
映像には、海底にさまざまな大きさの岩が転がっていて、岩の隙間をダイバーが泳いでいく様子が映っています。
関さんによりますと、現場周辺の砂地の海底には、1軒の家の大きさほどの岩がある場所もあって、船の航行には注意が必要だということです。
また、知床岬に向かって強い潮が流れていることもあるということで、映像では、ダイバーが足を動かしても、なかなか前に進まない様子が分かります。
撮影されたのは9月ですが、ダイバーは厚手の潜水用のスーツやグローブなどを着用しています。
関さんによりますと、今の時期の水温は9月よりもさらに低く、冷たいというよりは痛いという感覚で、スーツを着ていても、長時間潜り続けると体温が奪われて、危険な状況に陥ることもあるということです。
関さんは「非常に残念な事故が起きてしまった。乗客が上陸していたり、流された船に乗ってくれていたりすればと思っていました」と話していました。
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