フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生、黒崎愛海(なるみ)さんが2016年に行方不明になった事件で、殺人罪に問われた元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ被告(31)の公判が3月31日、ブザンソンの裁判所で開かれた。日本人の元留学生3人の証人尋問がテレビ会議方式で行われ、いずれも黒崎さんから「元彼」とトラブルがあることを聞いたと東京から証言した。
黒崎さんと共にフランス語を学んでいた3人は日本の法務省の手配で尋問に参加。神奈川県の翻訳コーディネーターの女性(26)は、黒崎さんが行方不明となった後、学生寮の管理人らと黒崎さんの部屋に入った際の状況について「(ベッドの)シーツがなくなっていたのが衝撃的で、不吉な予感がした」と話した。
黒崎さんは16年12月、チリからフランスを訪れた被告と夕食を取り、共に学生寮の自室に戻った後、行方不明になった。検察当局は、被告が恋愛感情のもつれから黒崎さんを殺害したとして起訴。被告は無罪を主張している。(共同)
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