火の演舞で大やけど、生徒側が提訴 「教諭の暴言でPTSD」と主張(27日)朝日
名古屋市の男子中学生が約3年前、火を使う演舞「トーチトワリング」の練習中にやけどを負った事故を巡り、教諭から「罰が当たった」と暴言を浴びせられて精神的苦痛を受けたなどとして、生徒と両親が26日、市などに計約1315万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴状によると、事故は2019年7月に市立中学の校庭で起きた。当時2年だった生徒がトーチ(棒)を回す練習中、先端の火が生徒の右長袖に引火。生徒は腕に大やけどを負った。
生徒側は市のマニュアルに学校側が従わなかったことが事故を招いたと主張。具体的には、棒の先端に巻き付けたタオルに染みこませた灯油を十分に絞りきらなければならないのに、不十分だったために油が垂れて引火したと指摘。衣服に引火した場合に備えて義務づけられていたぬれ雑巾の準備も怠ったとした。
訴状では、担任教諭らが生徒と母親に浴びせた言動も問題視した。生徒と母親が病院で治療を終えた後に学校に立ち寄った際、担任教諭は「ちゃんと練習しなかったお前の責任」「罰が当たった」などと発言したと指摘。生徒がPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる大きな原因となったとした。続きを読む
https://www.asahi.com/articles/ASQ4V724MQ4VOIPE00F.html
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