ゴールデンウイークの到来で、東京都内の山にも多くの登山客が訪れる一方、遭難事故の危険も増加している。迅速な捜索活動に欠かせないのが登山者の連絡先や登山ルートなどを記した「登山計画書」だが、多くの人が未提出のまま登山しているのが現状だ。御岳山など奥多摩地域を抱える青梅署は、登山計画書の提出を呼びかけている。
「みなさん、登山計画書を書いてますか?」
行楽シーズンが近づいた4月16日、登山客でにぎわう奥多摩行きの電車内で、青梅署の山岳救助隊員や東京消防庁奥多摩消防署員らが登山計画書の提出を呼びかけた。乗客らは次々と手を挙げて計画書をもらい、隊員らから説明を受けながら、計画書に登山ルートなどを記入していた。
乗客の中には「登山計画書は知っていたが、低い山なので出さなくても大丈夫だと思った」「登山計画書を知らなかった」などの声が上がった。
「登山計画書」(登山届)とは、登山者の名前▽年齢▽連絡先▽登山の予定▽携行する装備▽食糧の量-などを記入する用紙。多くの登山口には計画書を提出するポストが設けられており、近くの交番などにも届け出ることができる。
提出自体は任意だが、もし遭難した際には、ルートなどが記載されているため、警察などの関係機関の捜索の手がかりになる。
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